こんにちは、あーとんです。
現在(2020年6月)はコロナ騒動の渦中で、第二波が来るかどうかの瀬戸際ですね。そこで今回は特にオンライン授業に苦しむ学生、独学の計画がうまくいかない受験生が対象です。
・長期休暇の課題がいつも後回しになってしまう!・計画を立てたはずなのに、もうこんな時間!
そんなあなたに向けて、10個のポイントを解説していきます。
結論から言うと、タスクを気持ちよく消化するためには、自分が立てた計画が頓挫した時の反動がいかに小さいかが重要です。この点を意識してみていきます。
それでは順にみていきましょう。
目次
1.計画は、目標ではない
まず、多くの人が当たり前のようで意外と理解していないことからです。計画は目標ではありません。
時々、自分の使える時間以上、自分の処理できる範囲以上の計画を立てている人がいますが、それはやめましょう。計画として成立していません。
そのような、このくらいやるぞ!といったたぐいのものは計画ではなく目標に分類しましょう。目標を立てることは自分の状況を管理するうえでとても有効なので、ぜひとも立ててください。
このように目標と計画を区別することで、やらなければいけないこととやったほうが良いことを確実に分類できます。あなたがすぐに取り組まないといけないことは「やらなきゃいけない事」です。正しい計画を立ててみましょう。
また、大きすぎない確実な計画を立てることで、できなかった時のショックを軽減する作用もあります。計画は小さめにたてていくと確実な達成感を得られてGOODです。
2.頭で計画を立てない
とても簡単なことです。計画は紙もしくは電子媒体に書き、すぐに確認できる状態にしておきましょう。
書き出すことで、何が残っているのか、何をしなければならないのかが明確になります。時には、書くために提出期限を見てみたら明日までだった!なんてこともあり得ます。この分析が確実にタスクを終わらせるあなたの計画のスタートラインになります。
計画に書くこと(一例)
- すべきこと
- 期日
- 所要時間
- いつやるかetc…
3.計画は変更するもの
「よし、計画はたてたぞ、あとはやるのみ!」と意気込んだはいいものの、全然計画通りにいかない…。なんて、落ち込む時間は無駄です。
計画通りにいかなかったときに大きくショックを受けたり、「あぁ、もういいや」と半ばあきらめる人がいますが、それはかなりもったいないです。
なぜなら計画は立て変えまくってなんぼ、だからです。
実際に手を付けてみたら意外と時間がかかりそうだぞ…?なんてことは日常茶飯事でしょう。ましてや自分の立てた計画通りに完璧にタスクをこなせる人間のほうが少ないと思います。
落ち込む時間はありません。さっさと計画を立て直しましょう。しかしここで重要なことは、
- 計画は完全に立て直すのではなく、修正する形にする
- タスクを持ち越した場合、次の日には必ず終わらせる
という2点です。
計画を毎回リセットして1から立てていては、何のための計画なのかわかりませんし、次第に「終わらなくてもいいや」といった感情を持つようになります。こうなるともう計画は全く機能しなくなります。
そこで、計画は毎回完全に立て直す必要はなく、できなかった分だけ調節しましょう。そうすることで、次の日のタスクが多くなり、危機感をあおることもできます。
しかしながら、時間が足りずに終わらなかったそのタスクが次の日にも終わらず次の次の日に、そしてまた次の日に…となってしまってはもはや計画は機能していません。その場合はリセットしてまた一から計画を立て直しましょう。
3.自分の能力を的確に把握する
計画を立てる上で一番重要なのがこの自己分析になります。所要時間が不明なままひたすら計画を立ててもそれはもはや目標にしかなりえません。自分がそのタスクに一体どれだけの時間がかかるのかをざっくりと考えます。
所要時間は気持ち多めに考えておくとよいです。実際にかかった時間と比べて±2時間程度ならあなたの計画はおおむね成功しているといって良いと思いますよ!(もちろんタスクの規模にもよりますが)
4.締め切り1日前消化
締め切り1日前消化を徹底しましょう。これは直前になって焦って課題を消化することに対する精神的なストレスを大きく低減しますし、その分課題の質を上げることもできます。
さらに1日前になって間違いがないかどうかのチェックをする時間的な余裕も生み出すことができますね。
締め切り前夜に徹夜してしまうあなた、すべての計画の締め切り日を自分の中で1日前に設定しましょう。1日前に計画的に徹夜して終わらせてみるだけでも精神的にものすごく安定すると思いますのでぜひ試してみてください。
5.曜日を固定してみる
特に学校の授業課題などでは、何曜日に何の科目の課題が増えるのかをあらかじめ予想することは難しくないかと思います。
そこで、例えば
- 水曜日に出たこの課題は水曜日中に終わらす
- 木曜日に出た課題は週末を使って確実に終わらせる
といったような、科目、タスクごとに曜日を固定してしまうのも一つの手です。
この場合、毎週コンスタントに出されるような課題に対して強く、何も考えずに計画の一部に組み込むことができるのでおススメです。
6. 好きなことから始める
独学、勉強に関しては鉄則なのですが、勉強は好きなことから始めてひとつずつ確実に消化していきましょう。
嫌いなことから始めても、「わからない」が大量発生して結局やる気が失われてしまう…といった経験はみなさんあると思います。これは当然で、わからないと勉強は楽しくありませんし、楽しくないとやる気は出ません。
7.質にこだわりすぎない
特にA型の人や、完璧主義の人、そして集中して何時間もやっているのにタスクは終わらないという人は要注意です。
質にこだわりすぎてしまうことは悪いことではありませんが、それによって計画以上に時間を割いてしまったり、明らかに大量の時間をかけてしまうことは自身の処理能力を適切に把握していない証拠だとも言えます。
タスクには一定のクオリティが求められますが、同時に期限という時間制限とほかのタスクという邪魔者が常に存在しています。
期限内に適切なクオリティで提出することで相応の評価をもらえるわけですが、クオリティを求めすぎることで期限内に提出できなくなってしまっては本末転倒ですし、神経質になりすぎることで精神的なストレスをため込み、他のタスクにも影響を及ぼしてしまう可能性も十分にあり得ます。
早めの段階である程度のクオリティを担保し、最後は割り切って完璧にこだわらないことも時には重要です。
8.取り組むストレス < 残すストレス
課題に取り組むのって、腰が重く、ついつい後回しにしてしまいがちですよね。しかし、「常に何かに追われている」という感覚はあなたが思っている以上にあなたの精神に負荷をかけ続けます。それも継続的にずーっとかかり続ける負荷なのでたちが悪く、さっさと取り掛かって終わらせてしまったほうが一時的なストレスで済むのでダメージが少ないです。
課題を残したまま遊んでしまうのには知らないうちにストレスが蓄積されますが、課題を終わらせることで達成感も得られますし、気兼ねなく遊んだり趣味に打ち込んだりすることができます。
何よりもタスクを減らしたことによって自己肯定感が高まるので一石二鳥ですね。
10.なんでもいいから終わらせる
最終手段はこちら。課題を完全に作業化して終わらせてしまいましょう。
夏休みの課題が終わらずに、親に手伝ってもらった経験はありませんか?その時のように、時には誰かを頼ってみましょう。もちろん信頼を失わない程度の対価は必要です。
しかしこちらは時間的な余裕が生まれること以外、コスト的にもマイナスでなおかつ自己肯定感が下がるのであまりお勧めできません。
課題は自分でやりましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。私も現在は大学の課題が本当に多く、毎日大変な思いをしています。しかし、その中でも自分の勉強に時間を当て、このようなブログを執筆できているのは計画性あってのことです。
上手に計画を立てて、人生を楽に生きましょう。
ではでは。