【体験談】独学が得意になって人生を変えた話

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勉強法

こんにちは、あーとんです。

私は通信制高校から独学で理転(文系から理系に転向)し、国立大学に現役合格しました。そこで、今回は独学のすゝめとして、私が独学について考えるメリットとデメリットをご紹介します。

✔ 独学は、最高である。(独学のメリット)

結論からいうと、独学は最高です。得意になる以外の道はないといっていいくらいに得られるメリットが大きいです。

さて、まずは独学のメリットについて考えていきます。独学ができるようになると、自分の学習ペースや一つのタスクにかかる時間を把握できるので自己分析につながるとともに時間の管理が上手になります

他にも、独学のメリットは以下のようになります。

  • 勉強が楽しくなる
  • 自己肯定感が高まる、自信がつく
  • 社会的に認められる
  • 費用を抑えて好きなことを学べる

ひとつづつ見ていきましょう。

勉強が楽しくなる

親や学校の先生に「勉強しなさい!」といわれるたびに勉強する気が消えていく…。なぜ勉強することってこんなに楽しくないのだろう。

誰もが一度は考えたことのある内容でしょう。

これは心理的リアクタンスというもので、心理学的にも根拠のある反発なので仕方のないことです。

しかし、独学ができるようになると、勉強することが楽しくなります。また、能動的に学習する癖がつきますので、時間の管理が上手になることも独学がスクールとは違う大きなメリットです。

自己肯定感が高まる、自信がつく

独学は文字通り、独りの力で学習することです。これは達成したときに大きな達成感を伴います。

例えば、学校で習った内容について考えてみてください。
あなたは中学3年生の頃に『二次方程式』について学んだはずです。この内容に関して、宿題で与えられた問題に対して答えを出せたとします。この時あなたは達成感を感じましたか?

答えはNoでしょう。なぜなら宿題というものは先生から与えられる受動的なものであって、多くの場合それは作業に相当するからです。いちいちその問いを与えてくれた先生に感謝し、解けるたびに感動しながら宿題をこなしている生徒は明らかに少数派でしょう。

以下の記事では作業と勉強の関連性について解説しています。成績の良い人の勉強に対する考え方と合わせて参照してみてください。


独学は学校の学習とは違い、自分が学びたいことや必要なことを自分で学ぼうとする能動的な学習であるので、その分できたときの達成感はとても大きく、自分への自信に直結します。これは大きなメリットです。

社会的に認められる

社会的に、勉強することはいいことで、勉強はしているだけで特別なことだと考えられています。(全くもってそんなことはないのですが、これが世間の評価ですね)

例えば、今は新型コロナウイルスCOVID-19の影響で大変なことになっていますね。「コロナ自粛中に何してた?」と聞かれたとき、「勉強してた」と答えるとたいていの大人は「すごいね、偉いね」とほめてくれるでしょう。時には変人扱いされることもあるかもしれません。
これが良くも悪くも世間の勉強に対する評価です。勉強は能動的にしているだけですごいのです。

社会的に認められることで自信につながるだけでなく、周りから頼られることも多くなるので、人脈も作りやすいです。これは将来的に考えても大きなメリットですよね。

費用を抑えて好きなことを学べる

独学のスクールとは違う大きなメリットの一つとして、費用を安く抑えることができるという点が挙げられます。

例えば、受験のために予備校や塾に通うと、普通年間数十万~数百万円は費用として掛かります。しかし独学なら仮に年間10冊の参考書を購入したとしても10万円を超えることはまずないでしょう。(大学生の専門書などはまた別ですが…)
しかも参考書というのは当然ですが一度受けたら二度と受けられない授業とは違い、何度でも復習することができます。これを考慮すれば一年間に数十冊も買う必要はありませんのでコストパフォーマンスはかなり高くなりますね。


✔ 独学って大変?(独学のデメリット)

独学は最高である一方で独学にはもちろんデメリットもあります。
結論から言うと、私は明らかに得られるメリットのほうが大きいと思っていますが、デメリットを考慮することは大切ですのでご紹介します。

さて、一般的に言われている独学のデメリットは以下の通りです。

  • モチベーション維持が大変
  • 時には一人の力でわからないときもある
  • 成果の確認がしづらい

こちらも、順番に見ていきます。

モチベーション維持が大変

まず上がるのはモチベーション維持、そして継続の困難さでしょう。独学はすべての管理を一人で行わないといけないため、どうしてもモチベーションが下がった時にあきらめたり、さぼったりしてしまいがちです。これをどうマネージメントするかが独学成功のカギとなります。

ちょっとその前に…私の考えを1つお伝えします。
そもそもなぜあなたは勉強をしているのですか?「資格が欲しいから」「スキルアップしたいから」「周りに認められたいから」時には「暇だから」という場合もあるかと思います。しかし共通しているのは「自己を高めたい」という感覚ではないでしょうか。

ここに挙げたようなモチベーションの維持が大変というデメリットは一般的によくいあわれているものですが、私の感覚でひとことで言ってしまえばそれは甘いです。

勉強は自分の価値を高めるものですから、多少の犠牲があって当然です。モチベーションの維持が大変だからやーめた、という人はそもそも何も成し遂げることができません。この話についてはまた後日、別の記事にまとめたいと思います。

時には一人の力でわからないときある

次に、独学の大きな敵、独りじゃわからん!に直面します。

私は現在、大学の授業範囲なんか飛び越えて量子力学の勉強をしているわけですが、難解な数式や不親切な解説(理工専門書あるあるですね)に苦しんでばかりです。

しかし今はインターネットを使えばほしい情報が簡単に手に入る時代ですし、図書館で数十冊の本を読み漁りながら自力で理解に到達することで、目的よりもさらに多くの有用な情報を得られます

独りじゃわからないと嘆く方、あなたはここまでやりましたか?

ここまでやってもわからないときは友人や先生、ネットなどで質問するのも良いでしょう。全く悪いことではありません
しかしすぐに他の人に助けを求める人は、自力で理解することによって培われたかもしれない情報を自ら手放している可能性もあることを忘れないでください。

成果の確認がしづらい

最後に、成果の確認がしづらく、途中で挫折してしまうという場合もあり得ます。

ここまで読んでくれた方はもうわかっていただけたかと思います。はい、その通りです。甘いです。

成果を求めるなら行動しましょう。資格や模試で腕を試すもよし、インターンなどで実践的に実力を把握するもよし、セミナーなどで人とのつながりを作ってみるもよし。
簡単なところなら、友達に問題を教えてあげる、などでもよいですね。

このように、行動すれば実力を確認するすべはたくさんあるのでこれらを友好的に活用して自分の実力を常に把握するようにしましょう。そうすれば途中で挫折する理由はありません。

✔ 勉強するなら独学で。(まとめ)

以上に見てきたように、私は独学に関するメリットは計り知れない一方で、そのデメリットは大半が行動すれば解決可能なものだと考えています。

何かを習得することはたやすいことではありません。例えば難関大学に合格するような人は、一部の天才を除けば確実に人生のどこかで勉強に捧げた瞬間を切り取ることができるでしょう。

最後に、私が独学が得意になって、心の底から思うことをご紹介します。賛否両論あるかと思いますが誤解を恐れずにこれだけ。

勉強って、誰もがやれば身につくんだなあ

ではでは。